エステサロンを開業する際、一体どのくらい資金を集めなければならないのでしょうか?
本記事ではエステサロンの開業資金はいくら程度必要なのか、また初期費用を安く抑えるコツについてもご紹介していきます。
エステサロンの開業スタイル
自宅サロン
自宅サロンは、自宅の一部をエステサロンとして提供する開業スタイルを意味します。
別で建物を借りる必要が無いため、通勤時間・距離などを気にすることなく開業できるというメリットがあり、初心者でも始めやすい形態だと言えます。
テナントサロン
テナントサロンは、空室が出ているテナントを借りて開業するエステサロンの形態を意味します。
テナントの中には、内装・設備などがそのまま残された状態の「居抜き物件」もあります。
居抜き物件であれば内装・設備をそのまま使用できるため、工事費用や手間をかけずに済むというメリットがあります。
マンションサロン
マンションサロンは、マンションの1室を自宅とは別に借りてエステサロンを開業する形態を意味します。
自宅を特定される心配もなく同居人の存在を気にする必要もないため、仕事とプライベートで空間を分けられるというメリットがあります。
エステサロンの開業資金|スタイル別で解説
エステサロンの開業資金について、スタイル別で内訳もあわせてご紹介します。
自宅で開業
自宅の一室を利用して開業するため、月々にかかる家賃もそれほどかかりません。
加えてサロンスタッフを雇わないという場合、費用は大きく抑えられるでしょう。
自宅で開業する際に必要となるものとしては、下記のようなものが挙げられます。
- タオル・化粧品・シーツ類などの消耗品
- ベッド・カウンセリング時に必要なテーブルや椅子などの家具類
- エステで使用する機材
- パソコン・プリンター・洗濯機など電化製品
すでに所持しているものを使用する際は、兼用することで費用を抑えられます。
自宅エステサロンでは「内装費」が必須
自宅でエステサロンを開業する際、必ず必要となるのが「内装費」です。
自宅そのままではエステサロンの雰囲気が出ないため、お店の雰囲気を作るため内装を行わなければなりません。
内装費はおおよそ20万円ほど必要になると考えておきましょう。
開業時に必要となる資金の内訳を下記にまとめました。
開業時に必要な資金 | 資金の目安 |
物件費用 | 0万円 |
内装費 | 約20万円 |
大型備品・家具類 | 約10~50万円 |
消耗品・備品 | 約10万円 |
広告宣伝費 | 約30万円 |
合計 | 70~110万円 |
業務用エステ機器を購入する場合の必要資金は?
業務用エステ機器 | 約150~500万円 |
エステ機器を導入する場合の開業資金 | 約220~610万円 |
テナントで開業
テナントでの開業を予定している場合、費用が多額にかかることがあるため注意しましょう。
テナントを借りるだけでも150~200万円ほどは必要になるためです。
加えて内装費もかかるとなると、それなりの資金を集めておかなければなりません。
開業時に必要となる資金の内訳を下記にまとめました。
開業時に必要な資金 | 資金の目安 |
物件費用(家賃20万円を想定する場合) | 160万円 |
3ヶ月分の家賃(家賃20万円を想定する場合) | 約60万円 |
内装費 | 約200万円 |
大型備品・家具類 | 約10~50万円 |
消耗品・備品 | 約10万円 |
広告宣伝費 | 約30万円 |
家電類 | 約10万円 |
合計 | 480~520万円 |
業務用エステ機器を購入する場合の必要資金は?
業務用エステ機器 | 約150~500万円 |
エステ機器を導入する場合の開業資金 | 約630~1,020万円 |
賃貸マンションで開業
賃貸マンションで住まいを借りるのは異なり店舗を経営する場合、「保証金」として家賃の半年分が上乗せされることがほとんどです。
「エステサロンの雰囲気づくりにこだわりたい」という場合、賃貸マンションでの内装費は200万円ほど考えておくと良いでしょう。
開業時に必要となる資金の内訳を下記にまとめました。
開業時に必要な資金 | 資金の目安 |
物件費用(家賃20万円を想定する場合) | 約50万円 |
3ヶ月分の家賃(家賃10万円を想定する場合) | 約30万円 |
内装費 | 約20万円 |
大型備品・家具類 | 約10~50万円 |
消耗品・備品 | 約10万円 |
広告宣伝費 | 約30万円 |
家電類 | 約10万円 |
合計 | 150~200万円 |
業務用エステ機器を購入する場合の必要資金は?
業務用エステ機器 | 約150~500万円 |
エステ機器を導入する場合の開業資金 | 約300~700万円 |
初期費用を安く抑えるコツ
初期費用を少しでも安く抑えるコツとしては、「居ぬき物件で開業する」方法があります。
「居ぬき物件」とは、以前使われていた内装や設備がそのまま残っている物件を指します。
とくにエステサロンとして使われていた場所がある場合、エステサロン用に使われやすい環境に整えられていることがほとんどであるため、チャンスだと思っておきましょう。
従来必要となる「内装費」を大幅に節約することができるのです。
サロンオーナーのうれしい2つのサポート
大木産業株式会社では安心してエステサロンを開業できるよう、2つのサポートを提供しております。
1つ目は、「業務用複合美顔器PFE-EX03、ウルトラソニッククレンザー、多機能超音波シルキーミストなどのエステ機器レンタル費用や、エステ機器保守管理、エステ機器の取り扱い施術手技などの講座受講」の費用をまとめて、1ヶ月24,200円からサポートを受けることができます。
2つ目は、ご契約された方には、希望者のみ「ミキモト コスメティックス」の正規取扱店となることができ、「ミキモト コスメティックス」を特別価格でご提供いたします。
また定期的な試供品提供だけでなく、業務用施術商品の提供、専任スタッフによる各商品内容の説明、仕様手順、エステメニューの提案なども無料で実施してもらうことができます。
さらに、毎月季節に応じてお得なキャンペーンを利用いただくこともできます。
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おわりに
本記事ではエステサロンの開業資金はいくら程度必要なのか、また初期費用を安く抑えるコツについてもご紹介しました。
できる限り開業する際の資金を抑えたいという場合は、内装費の掛からない「居ぬき物件」を検討してみるのがおすすめでしょう。