エステサロンの売上は施術だけではなく、物販も含まれます。
本記事ではエステサロンの物販で売上を高めるポイントと、商材の選び方についてご紹介していきます。
エステサロンにおける物販とは
エステサロンにおける物販には、どのようなものがあるのかを見ていきましょう。
エステ商材
エステサロンにおける物販で主に取り扱われているのは、エステ商材です。
化粧品・サプリメント・健康食品などが販売されています。
エステ商材の選び方
ターゲット層に合わせた商品選び
ターゲット層に合っていない商品を取り扱っていると、お客様の悩みを解決できません。
20代向けのエステサロンであれば20代向け商品を提供するというように、エステサロンのターゲット層を考慮して選びましょう。
費用対効果を考慮する
商品が高くても、効果が感じられずリピーターが付かない商品では赤字になってしまいます。
費用対効果を意識して、値段に見合った商品を仕入れましょう。
エステサロンで物販を行うメリットとデメリット
メリット
エステサロンで物販を行うことで、下記のようなメリットを得ることができます。
収益の増加
物販はサロンスタッフの時間が取られてしまうということもないため、費用対効果でエステサロン全体の売上を底上げすることができます。
顧客単価の向上
お客様が選択するメニューによって、顧客単価は異なります。
そこに物販での商品単価も合わさることで、顧客単価は向上します。
継続的な売上による収益の安定化
リピーターが定期的に物販を購入してくれることで、売上を安定化させることができます。
デメリット
一方、エステサロンで物販を行うと下記のようなデメリットが発生する可能性がある点には注意が必要です。
収益化までのタイムラグ
仕入れと売上との間にどうしてもタイムラグが発生してしまうため、売上がないのに支払いを行わなければならないなどのリスクがあります。
在庫管理
最少購入ロット数の設定により、必要以上の在庫数を抱えてしまうことがあります。
曖昧な在庫管理を行っていると、「在庫が足りない・余っている」というミスが生じてしまうことも。
物販で売上を高める上で押さえておくべきポイント
エステサロンの物販で売上を高めるためには、以下の7つのポイントを意識しましょう。
- 商品選定(良い商品・掛け率の良い商品を選ぶ)
- 商品認知(POPの設置)
- 伝え方を工夫する(商品への深い知識・お客様が得られるメリット・必要以上に売り込まない)
- 商品をお試ししてもらう(試供品提供や体験会実施)
- インセンティブの設計(サロンスタッフのモチベーションアップ)
- ECサイト立ち上げ(店舗を休業しても売上を立てられる)
- 売りっぱなしはNG(アフターフォローをセットで行う)
おわりに
本記事ではエステサロンの物販で売上を高めるポイントと、商材の選び方についてご紹介しました。
エステサロンの物販ポイントを押さえ、最適な商品を選んで売上を伸ばしていきましょう。