エステサロンを運営する際には、毎月かかる費用に関してしっかりと把握しておく必要があります。
本記事ではエステサロンの運転資金はどれくらいなのか、また固定費と変動費の違いについてご紹介していきます。
運転資金はどれくらい必要?
運転資金というのは、エステサロンの運営に必要になる資金を意味しています。
必要材料を事業に仕入れたり、サロンスタッフの給料を支払ったりするために使用します。
エステサロンを問題なく運営していくためには、こちらの運転資金を毎月きちんと確保しておく必要があります。
エステサロンの運転資金は固定費・変動費から成り立っています。
そのため、基本的には固定費の3~6ヶ月分を用意しておくと安心と言われています。
エステサロン開業後すぐに利益が入ってくるとは限らないため、できる限り多めの資金を準備しておくようにしましょう。
固定費と変動費の違い
「開業したのは良いものの、これでは費用が支払えない」ということが無いよう、固定費・変動費それぞれどういった費用がかかるのかを把握しておくようにしましょう。
固定費
売上・客数に関わらず毎月かかる費用を指します。
一般的に、家賃・光熱費・人件費などが含まれます。
テナントでも自宅であってもガスや水道の光熱費はかかるもの。
年間を通してどれくらいかかるのかを考えておくようにしましょう。
また、サロンスタッフへの毎月の給料も固定費に含まれます。
変動費
売上に比例して、毎月金額の増減の可能性がある費用を指します。
一般的に、原材料費・広告費といったものが変動費に含まれます。
原材料費などの仕入れ原価は、運営するエステサロンの職種により大きく変わるものです。
また、エステサロンを宣伝する方法というものもさまざまあるため、エステサロンが軌道に乗るまでは広告宣伝費用も用意しておくと安心です。
エステサロンで勤務するスタッフを募集する際にも、大きく費用がかかります。
費用をかけずにSNSで募集をかける方法もありますが、それにはまずエステサロンの認知度を上げる必要があります。
掲載費用だけを支払うことで完了する求人サイトに依頼し、エステサロンを十分に知ってもらうというのも一つの方法です。
おわりに
本記事ではエステサロンの運転資金はどれくらいなのか、また固定費と変動費の違いについてご紹介しました。
エステサロン開業前後は思わぬ出費が発生したり、売上をしっかりと得る前に大きな支払いが発生したりする可能性もあるため、固定費の3~6ヶ月分ほどの金額は運転資金として用意しておくことをおすすめします。