エステサロンを始めるにあたって、エステマシンを選ばなければなりません。
本記事では業務用エステマシンの種類・選び方と、家庭用との違いについてご紹介していきます。
業務用エステマシンの機能・種類
業務用エステマシンの機能・種類についてご紹介します。
美顔器
フェイシャルエステサロンには、欠かすことができないのが美顔器です。
美顔器最大の特徴が「肌を一層美しく改善する」ことであり、肌の悩みに合わせた施術を行うことができるよう、さまざまな種類の機能をそなえておくと満足度を向上させることができます。
主な美顔器の種類
- イオン導入美顔器
- 超音波美顔器
- ラジオ波美顔器
- EMS
- エレクトロポレーション
- 毛穴洗浄
脱毛器
脱毛機は、ムダ毛がある箇所に光を当てることでムダ毛の処理を行う専用機器のことを指します。
処理を行うのが面倒に感じる箇所や、自身でお手入れを行うのが難しい箇所がある場合、こちらの機器に頼ることでムダ毛処理にかかる負担を減らすことができます。
主な脱毛器の種類
- IPL
- SHR
- SSC
痩身機器
痩身機器とはその名の通り、「痩せる」ということを目的にしたエステ専用機器です。
基礎代謝を促してむくみを解消することによって、お客さんの脂肪を落としやすい体質に変えていきます。
主な痩身機の種類
- 超音波
- 高周波
- 超短波
- 冷却
- 電気
業務用エステマシンは家庭用とどう違うか
基本的に家庭用エステマシンは出力が抑えられている
家庭用の機器は製品によって、火傷・ケガを起こす危険性があるため、業務用エステマシンよりもその出力が抑えられているものが多いです。
一度では効果を実感することができないものや、長期間継続して使用しなければならないものもあります。
家庭用エステマシンは操作が簡単である
家庭用エステマシンは、エステティシャンの経験がない場合でも使うことができる非常にシンプルで分かりやすい造りをしているものが多いです。
好きなタイミングで好きに使うことができますが、一方で処理が難しい顔の細かな部分などに使用するのは難しいというネックなポイントもあります。
業務用エステマシンの選び方
業務用エステマシンの選び方としてのポイントは以下の通りです。
美顔器・脱毛機・痩身機器、いずれの場合も共通です。
安全性
業務用エステマシンは人の肌に直接当てるため、安全性が何よりも求められます。
誰が扱っても「安全に使用できる」というエステマシンは信頼できるでしょう。
機能が多いか
マシンの性能は重要ですが、それに加えて業務用エステマシンの多機能性についてもチェックしておくと良いでしょう。
機能が多いエステマシンを導入することで、1台のエステマシンで複数の施術を提供することができるため、対象となる顧客の幅も広がります。
効果をしっかりと感じられるか
業務用エステマシンは、「目的に合わせた効果をお客様自身がしっかりと感じられるか」ということが重要となります。
きちんとした効果実績のあるエステマシンはお客様にも信頼を得やすいと言えます。
サポート体制は整っているか
業務用エステマシンを購入後、エステマシンの基本的な使用方法や効果的な使い方、エステサロンの集客やカウンセリングに関する知識などを教えてもらうことができるメーカーがあるのです。
「どこまでサポートを行ってもらえるか」はメーカーごとに異なりますが、エステサロン経営に関してのサポート体制が整っているところは信頼できます。
当社ホームページ:サロンオーナー/うれしい2つのサポート
価格
高性能な業務用エステ機器は、必然的に高価です。
すぐに買い替えを行うというわけにもいかないため、長く使用できることに越したことはありません。
施術の価格設定やメンテナンス費用といったランニングコストも考慮しなくてはいけません。
メンテナンスのサポートはあるか
エステマシンを長く使用するには、日頃のメンテナンスを欠かすことができません。
また定期的なケアはもちろん、緊急時のメンテナンスにもサポートしてもらえるかというポイントも確認しておきましょう。
アフターフォローやメンテナンスサポートがきちんと整えられているメーカーを選ぶことで、エステマシンの寿命を延ばすことにもつながります。
保証が充実しているか
保証内容が充実しているのかも必ずチェックしておきましょう。
エステマシンを購入する前には、「エステマシンの保証期間はどれくらいなのか」「どのような保証内容であるのか」を確認しておくことで、何か予期せぬことが起きてもすぐに対応してもらえる可能性が高いため、慌てることがありません。
おわりに
本記事では業務用エステマシンの種類・選び方と、家庭用との違いについてご紹介しました。
機器によりそれぞれ得意なこと・苦手なことが異なるので、自身の希望するエステサロンのサービスに合わせて適した物を選ぶのが良いでしょう。