「訪問型エステサロン」という言葉を耳にしたことはありますか?
本記事では訪問型エステサロンとはどのようなものか、また開業するメリットとデメリットについてご紹介していきます。
訪問型エステサロンとは?
訪問型エステサロンとは、エステサロンの店舗ではなく、お客様から指定された場所まで訪問して施術を行うサロン方式を指します。
主な訪問先としては、お客様の自宅・お店・宿泊先・オフィスなどが挙げられます。
施術内容は指圧マッサージ、タイ古式マッサージ・アロマトリートメント・リンパマッサージなどさまざまなメニューがあり、自分の持っている資格やこれまでの経験を活かすことができます。
訪問型エステの主なターゲット層
訪問型エステの主なターゲット層としては、遠出することができない方や自宅に長時間居なければならない理由がある方などです。
高齢者の方・妊婦の方・自宅療養を行っている方・自宅での介護を行っている方・乳幼児の子育てをしている方などが挙げられます。
現在では少子高齢化が進んでおり、とくに高齢者の割合が増加してきている中で、高齢者痔方向けの訪問型エステの需要も高くなってきていると言われています。
訪問型エステサロン開業のメリットとデメリット
メリット
訪問型エステは最小限のテナントと設備さえあれば開業することができるため、さまざまな業種の中でも比較的独立開業のリスクが少ないと言われています。
また、時間・場所の融通を利かせやすいというメリットも。
場所が決められていない分、お客様の都合に合わせて行動しやすいのです。
対応エリア・時間も自分で決定することができるため、お客様と相談しながら最適な時間を提案することができます。
デメリット
訪問のための交通費はもちろん、自分で負担しなければなりません。
訪問するために必要となる車のガソリン代・高速代・車の維持費などはすべて自己負担です。
とくに交通費は高額になってしまうこともあるため、対応エリアは絞っておくことをおすすめします。
また、自宅に知らない人をあげることに抵抗を持つお客様も多くいます。
とくに女性の一人暮らし、高齢者の方などは敏感な傾向にあります。
お客様に安心してもらえるよう、工夫を考える必要があります。
おわりに
本記事では訪問型エステサロンとはどのようなものか、また開業するメリットとデメリットについてご紹介しました。
訪問型エステサロンは働き方が比較的自由で開業しやすいと言う特徴がある一方、お客様に安心してもらうための工夫や交通費の負担など気になるポイントも多いもの。
開業する際にはメリットとデメリットを押さえてくださいね。