エステとスパ、この2つは同じものとして捉えられることがあります。
本記事ではエステとスパの違いについて、定義や施術メニューをそれぞれご紹介していきます。
エステの定義
エステはスパ以上に「美」について追及したものであると言えます。
たとえばスパでは行わない「脱毛」が、エステサロンのプラン内には含まれていることがあります。
エステはリラックス効果を得ることができますが、どちらかと言うと「美しくなる」という目的をもって行われている場合が多いです。
スパの定義
日本での「スパ」と言えば、温泉のみの施設、もしくは温泉を利用した施設を意味することが多いでしょう。
こういったものが無くてもスパと言うこともできますが、ひとつの基準としてこのようなものもあるのです。
日本において、健康的なスポーツや食事を取り入れている複合施設といったものもスパと呼ばれていることが多いです。
スパの目的は「リラックス効果・癒し効果」というものが挙げられます。
肩凝り・腰痛といったものを和らげるようにし、自然治癒力を高めるようにして身体の不調を改善させていきます。
これにより、疲労回復・ストレス緩和などの効果を得ることができるのです。
エステとスパのメニューの違い
エステとスパの違いが曖昧になってきていますが、一般的には「温泉を利用していて、リラクゼーション効果が高いもの」に該当するのがスパ、「必要に合わせて機械なども利用し、美に対して働きかけていくもの」に該当するのがエステと考えておきましょう。
ちなみに、スパで何かしらの施術を行う人は「セラピスト」の名称、エステで施術を行う人は「エステティシャン」の名称を使われることが多いです。
双方とも国家資格が無くともなれる職業なのですが、どちらも会社より指導を受けていて多くの民間資格を持ちあわせています。
場合によっては生活スタイルに対してもアドバイスをしてくれるため、とても頼りになる存在だと言えます。
おわりに
本記事ではエステとスパの違いについて、定義や施術メニューをそれぞれご紹介しました。
エステサロンのセラピストは、リラクゼーションを目的に施術を行うため、健康や癒しを提供するための知識・技術を身につけなければなりません。
一方、エステティシャンは美を追求するためのプロである必要があります。
肌状態を把握する観察力・痩身の知識が必要となっており、技術とは別に食改善・運動アドバイス・提案も必要になるということを押さえておきましょう。