エステサロンには必ず、顧客情報が記載されたカルテが存在します。
本記事ではエステサロンで必須とされているカルテの種類と、それぞれの管理方法についてご紹介していきます。
紙のカルテ
エステサロンの顧客数が増加すると、必然的に紙カルテの枚数も多くなってきます。
そうなってくるとファイル数も増えてきてしまい、整理に手間・時間がかかってしまいます。
整理すること自体が大変なのはもちろん、一番手間がかかるのは取り出しが困難になってしまうことです。
お客様の名前を聞いてからファイルを探し出し、ファイルを取り出して利用した後にはそれを片付けるという作業が発生してきます。
サロンを開業した当初であれば顧客数もそれほど多くは無いため、問題ないかと思うのですが、その後は数百単位で顧客数が増えていくことが予想されるため、紙のみの管理では手が回らず大変になってしまうエステサロンも多いと言います。
電子カルテ
お客様のカルテを電子化する方法としてさまざまな方法がありますが、最も手軽かつおすすめだとされているのは、「クラウド保存型」のシステムを利用することです。
クラウド上に保存できていれば、端末が経年劣化・故障したとしてもクラウド上に内部の情報がしっかりと保管されているため、新しい端末を用意すればこれまでの情報をこれまでと同じように検索・閲覧することができるのです。
データの移行といった煩わしい作業は不要で、安心して最新機器に買い替えを行うことができます。
デジタル端末は必ず劣化していくものであるため、ある程度端末を使用し続けた後には新しいものに買い替えを行う方が機能的にも使用し続けることができますよ。
デジタル端末の中でもおすすめなのが、タブレット型です。
タブレット型であれば自由に持ち運びを行うことができるため、お会計をスムーズに行うことができたり、お客さんに施術写真を見せたりなど、その場で完結できることも多くなります。
さらに「パソコンはあまり得意ではない」と苦手意識を持たれる方であっても、スマートフォン操作と似ている部分も多いタブレットであれば操作しやすいという方も少なくないため、電子カルテを採用する際にはタブレットの活用をおすすめします。
おわりに
本記事ではエステサロンで必須とされているカルテの種類と、それぞれの管理方法についてご紹介しました。
エステサロンの顧客数が増えてくると、顧客情報の管理についての課題が浮かび上がります。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、それぞれの要素を拾い上げながら、どちらにするのかを決定しましょう。